外が騒がしい。
「――――大国って聞いてたけど、アガシオンも機械化されてる時代なんだね。」
関心な声が聞こえてくる。
少女の声である。
なにやら外で男女が会話しているのである。
もう夏休みなのだから健全な学生はとっととこのオンボロアパートから出て行って夏休みをエンジョイしてくればいいものを……。
教会がどうのこうので話した後、少女の方は駈けていきやがて足音は消え去る。
ドンドンドン
ノックの音(目覚まし)が鳴り響く。
「タマキさん、補習授業の方どういたしませう。」
ついでに昨日会った奴の声も続いて届く。
カリカリと、パソコンを起動したての様な音を発する機械のような、そんな感覚で。
タマキはベットから起き上がった。
顔を洗うよりも先に、上条へ「よっ。」っと顔を出す。
「いや、よっじゃなくて。担任からあんたも連れてくるようにって言われてんるんだよ。」
「……はいはい、三十秒待て。」
昨日と見た時と同じ格好をしたタマキがドアの隙間から出していた顔を引っ込めると、数十秒後にはさっきと同じ格好で部屋から出てきて、
部屋の鍵を閉め上条には目もくれず歩き出す。
・・・なんつぅか、超マイペースだなぁ。などと思いながら二人クソオンボロのエレベータに乗り込み、一階のボタンを押してドアが閉まる。
エレベーターが動き、ジワジワと血が上ってくるような感覚を感じながら沈黙は続く。
横に居るタマキという人物と上条は直接話したこと等は今まで皆無。
エレベーターを降り学校へと向かう。
「あのさ、学園都市にえ~っとなんだっけ?…教育施設とかじゃなくてさ、
まっとうな教会ってあったっけ?」
二人黙ったまんま学校に行くのはアレなので・・・・・・話しづらさを感じるが先程少女が探していた場所があるか尋ねる。
「………」
スルーですかータマキさん。気まずい、非常に気まずい空気が流れてますよ、あ~補習の度にこんな空気になるの俺?
「ない。」
あれ?
「有るにはあるけど、そこまで本格的な場所ではないな。」
「さ、さようでございますか。」
「……。」
「………。」
教えてはくれたがなんかやっぱ気まずい雰囲気は継続中か。
そのまま会話も無く学校へ向かうのだった。
―――――――――――――
「はーい、それじゃ先生プリント作ってきたのでまずは配るですー。今日の補習授業はそのプリントを見ながら穴埋めしていきますよー?
それを終えたら小テストしまーす。」
そういって、身長一三五センチ。体の半分以上が冗談の塊と言っても過言ではない月詠小萌先生はプリントを配ってまわる。
「はい、タマキちゃん。」
そう言ってプリントを十何枚という数が束になって手渡される。
「…………。」
ようはコレを全て埋めれば今日の補習授業はクリアなわけか。
暇な授業が始まるなか、タマキは窓の外を眺めながらプリントを消化していく。
プリントを消化しながら、外を眺めながら、幻想御手(レベルアッパー)について考える。
昨日起きた連続虚空爆破事件。
その犯人とされる少年が、取り調べ中にいきなり倒れて意識不明となって病院に搬送されてたと昨日の飲み会で吉田さんが言っていた。
命に別状はなく、ただ意識だけが途切れるという症状。
その少年以外にも意識不明で病院に運び込まれた人はこの数週間で点々といるようである。
その点と点を引いていくと、やはり幻想御手(レベルアッパー)が原因でそうなったと考えて妥当であろう。
問題は……という事はその幻想御手(レベルアッパー)が欠陥品だと見るのが妥当であろうが……何かが引っかかる。
この学園都市は科学の結晶のような場所である。
そんな学園都市の情報網に幻想御手(レベルアッパー)がまず引っかかっていない事自体が疑問になる。
それに欠陥品である幻想御手(レベルアッパー)は早々に使用禁止なり規制がかかる…いや、かけるであろう。
「………」
考えすぎなのだろうか?学園都市側は本当にコレの実態をつかんでいないのであろうか?
もし。
もしも、学園側が知っててこの様に放置しているとすると、何が目的なのであろうか?
植物人間を大量生産したところで学園側にはなんの得もないであろうに……
………わからん。
「………………」
ちょっとまて。
逆転の発想が必要である。
幻想御手(レベルアッパー)が欠陥品だと勝手に決め付けていたが
もしも、幻想御手(レベルアッパー)が欠陥品ではなく何か目的があるとして作られたとしているのなら、
この幻想御手(レベルアッパー)はいったい何のために作られたのであろうか?
一度、幻想御手(レベルアッパー)自体を解析してみる必要があるみたいだな……。
昨日で幻想御手(レベルアッパー)をコピーしてカエル顔の医者の机の上に置いてきたが、彼は多忙な人間である。
何も書かずにCDだけを無造作に置いてきたがはてさて彼はそれを調べるであろうか?
「………」普通しないよな。
う~む。今日の夜にでも会って直接説明して解析してもらうか、もしくは彼の居る病院にあるパソコン使って自分で解析でもするか。
さてと。
教室の時計は12時きっかりを指している。
後三十分も経てば午前の授業を終えて、昼飯タイム突入というなか。
今日、確かクレープ屋に新商品が……
ファーストフード店に新商品が……
昼飯の弁当持ってくるの忘れたな……
よし、めんどくさいし。
帰るか。
「先生、帰っていいですか?プリント終わりました。」と
窓の外を眺めながらプリントを書いてる手を止めるタマキ。
「えっ?……全部やったんですか?」と驚く小萌先生。
まだ授業を開始して午前の部しか経っていない、
渡されたプリントは小萌先生と一緒に解いていくような授業の流れだっただけにその反応は正しいが、
そんなのは知ったこっちゃ無いので
「全部。」と小萌先生の所へ持って行く。
プリントを渡し、むむむと目を通す小萌だがオーケーを貰う。
「あっ、でも小テストしますよ。」
先生が一旦教室を出て帰ってくると「ふっふっふ♪」っと、意地悪そうな子供の顔。
その手には卵が握られている。
コロンブスの卵と呼ばれる念動力専攻のカリキュラムである。
文字通り卵をなんの支えも無しに逆さに立たせてみろというもの。
念動力の力加減の調整を上手く出来るようにする
専攻カリキュラムの中でも高レベルに位置する難題である。
「これをやってもらいますよー?」
「………」
なるほど……先生の事である、
筆記で早く帰すのもアレなのでこの課題をやっている間、この場に留めておこうというものなのだろう。
卵を受け取り自分の席に卵を転がらないように置き、帰りの仕度をすませる。
「あれ?タマキちゃん?コロンブスですよ?」
「逆さに立てればいいんですよね?どのくらいコレ立てとけば良いんですか?」とバックを肩に掛け片手に卵を持ち、今にも教室を出る勢いである。
「物凄い余裕に言いますね。ん~………三分くらい」
トッ、
「三分経ったら転げ落ちると思いますからその時は机から落ちないようにお願いします。
それと三分以内はその卵に触らないで下さい。」
そう言ってタマキは教室を後にした。
――――――――――――
「さすがに昼間は居ないな」
タマキは『喧嘩通り』と名のついた裏通りをテクテクあるいて行く。
さすがにこの炎天下のなか好き好んで外に出ているヤンキー共は居ないようである。
実によろしい、処理する手間が省ける。
目的の場所を目指す。
先ずはファーストフードから潰していくか、新商品のマンゴーチェリークランチフ○ーリーか。
「………どんな味なんだろう。」
そうして店の近くまで来たのだが、目的地よりも気になる変なものが視界に入った。
白い修道服を着た少女がトボトボと裏路地の方へ入っていこうとしていたのである。
生憎、今日から夏休み。若者の幾らかは里帰りし、また幾らかの若者はゲーセンとか
そういった娯楽の言ってみれば『夢の島から島』へと梯子で。
そうでなくても、今は完全にお昼時で家か店の中で飯を食ってる時間帯も相まって、
通行人、皆無なのがここ学園都市である。
んで、そんな時間帯のこの場所でそんな格好で且つ裏路地に入ろうとしている人間がいれば
ここの住人なら誰だって目に付く。
少女の曲がった裏路地に進路変更、
この都市の教会と名の付く処に居る者はそういう修道服など一切着込んでいないし、
今日は別にコレといった『イベント事』はない、個人的な集まりならありえるのだろうが。
それに、その先の袋小路にはよく屯している連中が居たりする……オフ会の線は消える。
その先は袋小路になっていることはここの区の人間なら解る筈なのだ。
夏の暑さから避けたいのであれば店の中でクーラーにあっていればいいのだ。
あの様子ではまるで行くあてなく、ただ歩いているようにしか見えない。
どういう経緯なのかは知らないが、その少女は少なくとも――――
此処の人間ではない。
裏路地に入ると案の定、少女は袋小路の先を見てため息をついていた。
流石に夏のお昼時である、
元気ではあるがスタミナの足りない人種はそこに屯って居なかっただけ良しとしよう、この格好はいろいろ面倒だ。
パンッ!!
袋小路に乾いた破裂音が響き、反射的に身を強張らせると同時に振り向く。
「あ……。」っと声を零した少女の顔が、しまったと言わんばかりに青ざめた先に手を叩いたであろう人物が立っていた。
―――――――――――――
「それにしても……よく食べるなぁ~。」
バンズに牛肉を挟んだヤツとかカレーとかしまいには雑炊とかも。
予想通り、少女はココの人間ではなかった。
と言っても、彼女がそれを口にしたわけではなく。
対応や目の動きといったものから察した、いわば匂いとでもいった類の、人間に本来から備わっている能力で十分だ。
通報はしなかった。
なんか、そういう規則じみた偽善者じみた行動がだな……つまりは気紛れというやつだ。
オレがやった事と言ったら袋小路で手を叩き。
「お腹が空いたひとー、ハ~イ♪」と一人ツッコミの要領で子芝居的な電波を演じ、不信感を煽ったがすぐに本題に入る。
「ここら辺は初めてなの?まぁこの袋小路、不良の溜まり場なんだよ。……ちょっと付き合え、昼飯くらいなら――――」
っと、半ば強引に連れて入ったファーストフード店に入るや……。
「……よく食べるなぁ~。」
多分この少女は食事が趣味なのだろう……見ていて飽きん。
それとも数日何も食べていなかったのか。
ここまで単純に警戒心解かれると逆にコイツがここで何か問題に巻き込まれないか心配になってくる。というか、もう勝手にスパゲティーとか注文してるし。
少女の髪は肩程までにさらっと伸びた透き通る銀髪で、肌も色白、目は蒼と外人要素満載なわけで。
最初英語で話してはみたものの、彼女はそれに流暢な日本語で返してきたものだから拍子抜けしてしまった。冗談なのかは定かではないが、日本に来た時に覚えたのだと言う。
外見の容姿から言ってもまだ幼さの残る面影でよく使いこなしている。
「んで、何か探してるの?」
「まんのね、ぎょぶかい」
「口ん中に何もない状態で話せ。行儀が悪い。」……問題に巻き込まれる云々とは別に心配だ。
「んっ。……ここ辺りって教会、ユングとか?そんなものではなくて、ちゃんとした教会を探しているんだけど……。」
「ようは十字架がぶら下がっていて、神父とかシスターとかがいるような場所ってこと?」
「できれば、聖堂教会に繋がっているような所を探しているんだけど。」
「そこでその安全ピンだらけの修道服を直してもらいにでも行くの?」
「うん。」と、即答の割には目がぶれる。嘘つくのが下手だな。
「う~ん、だけど残念。この辺りっていうかこの都市にはそういう『ちゃんとした教会』は無いなぁ~。その服輸送して直してもらった方が良いんじゃない?」
「そう簡単に直せる物じゃないの、ロンドンにある聖堂教会じゃないとだめなの。それに最終目的地はロンドンだから――――。」
あっ、と今更ながらボロを出す少女。
「ん?別に最初からココの人間じゃない事くらい知ってのことだよ?」
どう回避しようかフルスロットルで回転させていた少女から気が抜ける。
「……なんで?」
なんで知ってるの?とでもいいたいのだろう。
「だって、コスプレにしては気合はいりまくってるし。街のことよく知らないような素振りだったし、なにより匂いがここの人間くさくなかったし。」
「それもあるけど、なんで?――――」
何が言いたいのかそこで言葉を切られるとオレが
「――――じゃあなんでこんなこと……。」
あ、そっちね。
「ただの気まぐれ。暇だったからさ、なんかそんな格好してるヤツってどんななのかなぁ~ってさ―――――――――。」
「?どうしたの?」
「いや、なんでもない」
タマキから見て左前方方向に常盤台のお嬢様二人、そのうち一人は風紀委員(ジャッチメント)のエンブレムを袖にぶら下げ、
向かい合うように何処かの研究員らしき女性と向き合って幻想御手(レベルアッパー)について話をしていたのに気を取りすぎていた。
「来てまだ日も経ってないようだし、いくらかこの都市まわってみてからでも良いと思うよ出るのは。」
『とか言ってもどうやってこっからでるんだよ』と頭の中で一人突っ込みを入れる。
そう簡単に出入りが出来るような場所ではないのだ此処(学園都市)という所は。
「……そうだね、せっかくココに来たんだし回ってみるのもいいかも。」
と、彼女は元気よく答えた。
「って、もうスパゲティーも食ったのか!あ~じゃ~デザートにクレープ食べに行こう。評判いいとこの新商品出たみたいだからさ。」
そう言って席を立つが、なんかモジモジしている少女。
「お、お金持ってないよ?」
「さっき、奢りっていたろ?っていうかそうじゃないとさっきの怒涛の注文+フードファイトはなんだったんだ!」
「えへ。」
「えへじゃねぇ、もろに確信犯だろが。ほらいくぞチビっ子。」
結局そのあと、例のクレープ屋で少し並びはしたものの、
ブツをゲットし、ぱくついてるわけなのだが。
「――――で、トウマが触ったらこうなっちゃたのよ!」
プンプン頭から擬音を飛ばしながらもクレープのおかげで上機嫌の少女は自分の服が何故
安全ピンだらけに為ってしまったのかの経緯を頼んでもいないのに喋りだしていた。
「そうか、ソイツは最低なタイヘンさんだな。」
「そう、トウマはヘンタイさんなの!!」
そうやって、車で移動販売しているクレープ屋の簡易テーブルに二人座りオレは彼女の話を聞いていたのだが。
「でも、魔術ってアンタ………。」呆れたように零してしまう。
彼女の話の中に魔術というワードが入ってきたのだ。
彼女が言うには魔術というのは有るものだという。
「うう、アナタも信じない。ん?そういえばまだ名前も聞いていなかった。」
「オレはコズロフ・л・グレブネフだ。」
「……うそ。」
「じゃタマキでいいよ。」
「私はインデックス。」
「……そっちの方がよっぽど嘘クセーし、ていうか『目次』ってアンタ。」
「それトウマにも言われた。」
「……マジなのね。」
そうして再びクレープを食べるが、彼女はやはり聞き捨てならなかったらしく、魔術にかんして話を戻してくる。
「……魔術はあるもん。」
「ん」クレープをもしゃもしゃ
「……魔術はあるんだよ?」
「ん、有るんだろうね」以下同文
「だから魔術は」
「わ~かったわかった、んじゃ、これにソレの術式的なの書いてみてくれ。」と、横にあったアンケート用に置かれていた用紙と鉛筆を彼女に渡す。
「そんな詳しくじゃ無くて良いからさ、なんかソレっぽいの。」
手渡されどうしようか悩んでいた彼女であったが
「ソレっぽいの」という言葉にカチンと来たのかスムーズにホントにソレっぽいのを書いてテーブルの中央においてガバっと身を乗り出す。
「詳しく書いたら使われちゃうからそういうのは書いてないけど――――」
と勢いよく
「コレはその場所と時間を表していて」
とか
「コレはその時に力を借りる為のシンボルで」
とか
「コレは――――」
「コレは――――」
…………。
………。
…。
その猛攻たるや鬼の形相で――――は言いすぎだが、その真剣な説明に更に火がついてはいけないと思ったので大人しく彼女の説明をきいていた。
「――――で、この術式は終了になるの。」
エヘン、どんなもんだい。と言わんばかりに遣り遂げた顔をする少女。
これが何かの本に書いてあったとしてもよく覚えているなぁと、
即席の演技なら頭の回転と演技力にスタンディングオベレーションものである。
「……ご教授お疲れ様です。」
わかればよろしい、と追加で頼んだオレンジジュースを飲む少女。
「でも、そうやって見ると、なんかPCのプログラムみたいではあるな。」
「だーかーらー、PCのプログラムなんかじゃなくてホントに――――」と彼女は異様にくいついてくる。
「解ったって……んじゃ、オレも一般で説明できないヤツを見せてやるからソレでオアイコな?」
そういって、ポケットから直径三センチ程の鉄の玉を取り出し、彼女に見えるように手のひらに乗せる。
「何するの?」
それには答えず、そのかわりに手の上で鉄球が横に回転し始めた。
「これが超能力?」
彼女は始めてみるその現象に、マジックショーを見ている子供の顔のまま言う。
「だと説明できるんだけど……ココに来る前からこういう事出来たんだよなぁ~。」と、
空を仰いでいる人物の手のひらの玉は高速に回転を続けていたが、減速を見せることなくピタリと鉄球が止まり、またポケットの中へしまい込む。
ほかに。と、オレンジジュースの入ったコップに手を触れると中の液体を回したりした。
「人体の未知なる可能性ってヤツなのかね?日常で使うにはシェイクする時ぐらいにしか役に立たない、一つでも役に立つからいいか。」
と一通り実演した後、ため息が出た。
「トウマも生まれつきって言ってたし、何かあるのかな?」
などとブツブツ呟きながら考え事をしている少女。
「さぁね、自分がコレだから……まぁ、魔術も頭ごなしに否定できないよ。世の中にはわからない事だらけだな。」
と笑って残りのジュースを飲み干しゴミ箱に捨てる。
「さて、こっからどうしようかなぁ~。もう今日の予定全部クリアしちまったし――――」
「ああ!!」
と何か思い出したのか、急に少女が立ち上がる。
「忘れてきた。取りに行かなきゃ。」
「どっか行くのか?」
「うん」
「そうか、んじゃ。またどっかでな。」
「……それにしても、タマキって気まぐれの暇つぶし程度って言うけど、いつもこんななの?」
「まぁ、なんだ。日本には一期一会ってのがあってだな。今日はそういう気分だったってだけ。」
「イチゴイチエ?」
「簡単に言えば、その時会った人とは人生でその一度きりの精神ってやつ。」
「へぇ~へぇ~へぇ~。」とテーブルをボタンに見たてて叩く少女。
お前・・・結構こっちの文化知ってるだろ?という目線ににんまり笑うと
「それじゃタマキ。ハンバーガー、カレー、雑炊、スパゲティー、コーヒー、クレープにオレンジジュースありがとう。」
その大量のメニューを平らげた少女はトタタタタと目的地に小走りして言った。
このくらいにあっさりしている方が丁度良い。
にしても、今日は何もない……わけでもないが、昨日渡した分析の結果も気になるが今は行く気になれん。ようは
「な~んか。暇だなぁ~。」
昨日買った本は全部読んだし、友人は一人以外は里帰りでいないし、
残った一人は塾通いで忙しいと言っていたし。
何か新しく惹かれる本も昨日今日で出てくる訳でもないし。
ここまでやる事がない時の選択肢に一つ思い出した。
「そういえば、今日オレの寮が火事になるんだったっけ?」
そんなことをぼやきながら消防グッズを買いにタマキは歩き出した。
いや、スマンね。
悪代官「コレで三方一謝罪!!
一件落着っ!!!」
ああ、次、次ねw。
(そそくさ)
勝手に自分がスイッチ入っちゃって
全員ぶった斬っちゃったという質の悪い癖が出ちゃった 一り をどうか許してくだせぇ御代官様ぁあ!!ああ!この米、この米だけはぁああ!!
どうも 一り です。
えぇー…自分が思い違いで深く読みすぎてたみたいっすね。かたじけない。
多分昨日の自分は とりあえず、貴方の身内の方も覗きに来てくれる場所なので引き合いにその身内を出すときは注意した方がよいと思うのですがいかがでせう?
と言いたかったんです、その一個です、それに無駄なモノがくっついてしまっていたわけですが自分の悪癖で。
なので、言いたかったのはそれだけだったんで、ぽ村さんも述べていた通り、読んでくれて意見感想をくれる…しかも結構このジャンルの本読んでる人間ときたら自分としては有り難いわけですよ、そんな二人が戦争勃発するのを防ぎたかったわけで。
また懲りずに足を運んでくれると自分としては得る方が大きいので。
「………。」
ハイ!この話終わり!
次だ次次次進もう。はよ書いた上条の方をどうにか更新せねば…プギャー!
すいませんでしたそんなつもりはなかったんだけど。
確かに文にすると結構なこと言ってるな。
まあでもこれ位のことは言い合ったりするしな・・・
とりあえず小萌先生で返してる時点で、
アイツもそんな本気で切れたわけではないので。
調子に乗りやすいオレへの批判は受けますし、もろもろ申し訳ありませんでした。
ただ、「お前は人生勉強が足りてない」とか言ったつもりじゃないんだ。
「学ぶことを止めたら人生ってつまんなくなるって見方は場合によってはアリだと思う」位の意味合いのつもりだったのよ。
どっちにしても今のオレが言うことじゃないんだが。
もっかい言うわ。ごめんなさい。
見苦しかったら先のコメントともども消して下さい。
まぁ、時間無いですよ生活苦ですよ精神的にきついですよ最下層の仕事場でいろんな人を見てきましたよいろんな人の人生みてきましたよ末路も、まぁこれは自分の書きたいような小説には使えない部分の勉強ですけどねw
まだ人を視てきた数が少ないってのはあるので心のメカニズムの類はかなりあてづっぽうなので一つの見解ということで。
とりあえず、自分は自分なりの意見を述べました。
それではおやすみなさい。
本来、ネット上でこんなこと書くのはバカらしくてやってられないんで面あわすのがスジなんで、こういう件に対する自分の意見はこれっきりっつう事で。
アニさんは誰も傷つかない、荒れない様に書いてるのは自分のエリアではないからそれが精一杯なのはわかるので、この場合、地主である自分が荒らすことにします。
>批判ってのは的を射てれば、自分の状況はさて置かれるものさ…
ものっそ的外れな意見を述べているので俺にバトンパスしてるんだと思います。
おかのんさん辺りは、はぁ?となってたに違いないですね、なんで自分がキレたのかの部分にまったく触れられていないので
要するに、アナタを引き合いに出されて自分自身は枠外にいるというのに正論と説教を述べているという構図が見て取れたのでキレたんですよね?
この場合、引き合いに出したのが私生活なんぞしらないどっかの作者とかだったら分かるんだがココにインしてくる自分のよく知る身内を出してる時点で、批判のカテゴライズから抜け出してしまっている事は普通に分かってた筈ですよね?
なら何故それを承知で書き込んだのかという所に行き着くのですが。
リアルで会えるヲレと 一り で話し合ったんだが「好評・不評。どちらにしても、評価を下してくれるだけでも おかのん ・ 久遠 の存在はありがたい…」で結審。
ヲレもブログともども、こっちの方もゆるゆるとお付き合い下さい増し☆
>>久遠
伏字のほうが正確に訳せてるかは解らないけど、未来の自分に恨まれない程度に気合入れてこか。
南から「ご家族みんな負けるな」応援テレパパシー
( ´∀`)人(´∀`)
XXXXされて、いまXXXXXのXXXXXX久遠ちゃん。
オマエモナーとか言われるです。
みんないろいろ抱えてがんばるものなのです!
お腹も
視点の切り替えがスムーズじゃないですね。修正しなければ
もはやssじゃなくて会話の習作?
お腹も
視点の切り替えがスムーズじゃないですね。修正しなければ
もはやssじゃなくて会話の習作?
それぞれの身勝手さや優しさが絡んでて飽きないね。
ただ最初の方で、いきなりタマキと上条で視点が交代してないか?
これは読む方は混乱するから避けた方がいいぜ。
せめてやるなら場面転換の後で、一述入れてから。
へぇ~へぇ~へぇ~、はこの時点では流行ってたんだろな。
時事ネタCMネタは言わずもがなだが、TVネタも2・3年で風化する。
・・・事が多い。
ので、使うならその2・3年で完結させるつもりで。
おかのん見てると如実なんだが、今の自分がいつまでも通用するなんて思ってたら絶対ダメになる。
人生常に勉強よ?